●YUMA ABE / Hotel New Yuma [LP] 輸入LP 4,400円(税込) (Thaian Records / SPACE SHOWER MUSIC / PEJF91053 / 4544163462498)
never young beachのボーカル&ギターとして活動をしている安部勇磨が、ソロ二作目として非常に風通しがよく、安部勇磨の新たな船出を感じさせる"Hotel New Yuma"を12月18日にLPリリースすることが決定!
1950年代、60年代の当時の日本は安部勇磨にとって、実際に自分で触れて、嗅いで、そして見てみたいと思うほどに多大な影響をあたえている。その時代に行きたいとさえ思っているほどに。しかし、現実はなかなかそうもいかず、安部は自分なりに当時の日本を再解釈し、自分なりに作ることにした。その結果生まれた作品がこの「Hotel New Yuma」である。これは当時の50年代、60年代に戻れるタイムマシンでもなければ、その当時のものを詰め込んだタイムカプセルでもない。模倣でもなければ、懐古でもない、安部が50・60年代を愛して、深く思いを馳せた結果、全く似て非なる新たな50・60年代を安部は意図せず創造したのだった。ここで、みなさんを安部がつくった50・60年代にお連れするとしましょう。それでは、想像してみてください。
クリムゾンと呼応する、質量の高い、迷路の如きサウンドには、光なき世界に漂う、淡き陽炎のような魂が浮遊している。日本画を想起させる独特な陰影を含みながら、聴く者を、観る者を、その奥へ、奥へと、手招きしていく。驚異の完成度。そのパワーは聴き手を浄化させていくかのようだ。 伊藤政則 / MASA ITO 国内プログレッシヴ・ロックの代表格としてシーンを牽引するイヴラーク。 『レクイエム・フォー・ロスト・タイド』と命名された本作は、前作『EVRAAKI』のダークでダイナミック、ドラマティックなサウンドを継承し更に深く神化。重厚なリズム隊にソリッドなリフ、計算しつくされた複雑な曲構成に畳み掛ける緻密なアンサンブル。禍々しい呪詛から神聖な祈りへと変幻自在に「声」を操る通称「暗黒歌姫」こと瀬尾マリナの圧倒的な存在感。アルバム全体を纏う荘厳なサウンドはプログレッシヴ・ロック史の新たなる神話として後世に語り継がれるべき傑作!